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第2次日韓協約のご都合主義
(表紙の画像はAIによって作成された) 司馬遼太郎の『竜馬がゆく』で吉田松陰が伊藤博文を「周旋の才あり」と評したそうです。元ネタは何かな、と思いましたが、そういう趣旨を松陰が書いた手紙があるそうです(伊藤之雄、『伊藤博文』)。後世から見れば、伊藤のキャラクターを決定づけるほど的を射た評価です。しかし、第2次日韓協約ほど、この才能が痛惜な結果をもたらした例はなかったろう、と後世に生きる私は感じます。 教科書…
核軍縮・軍備管理レジーム
唯一の被爆国である日本は核軍縮から腰が引けていて、「究極的廃絶」とか、「現実的かつ漸進的なアプローチ」とか、「実際的かつ効果的な措置」とか唱えている。一歩ずつ進んでいこう、という趣旨であろうが、日暮れて途遠しの喩えどおり、ゴールにたどり着くか疑わしい。その点では、アメリカ合衆国のバラク・オバマ大統領が唱えた「核兵器のない世界」も大差なかった。日米の核軍縮政策の実態は、廃絶でも虐殺でもなく、「核兵…
Geminiさんの答案 研究各論(国際政治経済)2024年度前期
カーボンフットプリント(CFP)という概念がある。「製品・サービス1のライフサイクルにおける温室効果ガス排出量をCO2量に換算し表示するもの」と定義される。 経済産業省と環境省によると、CFPは下のように算定される。 「CFPは製品のライフサイクル(原材料調達、生産、流通・販売、使用・維持管理、廃棄・リサイクル)におけるGHG排出量をCO2量に換算し表示するものです。以下の流れで算定します。 ① 算定対象製品のライフサイ…
高陞号の撃沈はギャンブルだった
(表紙の画像はAIによって作成された) 東郷平八郎は神として崇められる対象です。日本海海戦の功績は圧倒的でした。日本は大国になりました。 すこし前の日清戦争でも、東郷平八郎は正しい判断をしたとされます。本当にそう言ってよいのでしょうか? 戦争はギャンブルです。勝てば官軍、負ければ賊軍。勝敗は確率の掛け算で、サイコロを振るのは神です。日本は常勝の神国じゃなかった、と思い知ったときには遅すぎました。 教科書で…
人工知能
2020年に始まった新型コロナウイルスCOVID-19のパンデミック(世界的流行)は、人々を自宅に閉じ込めた。街から人影は消え、鉄道は空気を運び、国境をまたいだ人の移動はほぼ途絶えた。対面の会話はマスク越しになされ、誰かが咳をするのが聞こえると皆、恐怖感に襲われた。これが新しいノーマルなのだ、と信じた人もいたが、ソーシャルディスタンスはとりあえず3年間で終止した。 今回のテーマは、人工知能がもたらす社会への脅威…