カナダ最初の日本駐在外交官。もともと歴史学者だったが、カナダがイギリスから独立すると外務省に採用された。ノーベル平和賞をとった外相・首相のレスター・ピアソンの弟分のような存在。
しかし、ピアソンのように大臣になることはなく、外交官としては駐メキシコ大使と国連幹部で終わっている。
では、なぜ取り上げるとかというと、自伝が面白いから。もともと学者で著書があるので、文章はコツを心得ている。ボキャブラリーも豊富すぎて、ブレーキを踏んでもらいたいくらい。
最も魅力的なのは、他人への批評が容赦ないこと。80歳を超えて出版されたので、誰もはばからなくてよいのだ! みんな死んでいるから。容赦ない本音の語りは読者に適度のドーパミンを分泌させてくれる。
日本については外交の任務が明けても関心を持ち続けた。激しかった日系人差別も語っている。
Keenleyside, Hugh L. Memoirs: Hammer the Golden Day (Volume 1, 1981).
Keenleyside, Hugh L. Memoirs: On the Bridge of Time (Volume 2, 1982).
https://en.wikipedia.org/wiki/Hugh_Llewellyn_Keenleyside
https://www.thecanadianencyclopedia.ca/en/article/hugh-llewellyn-keenleyside
https://www.unac.org/recipient/hugh-llewellyn-keenleyside
https://loi.uvic.ca/archive/keen2.html?ref=doea1
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