プライバシーポリシー

© 2026 Ikuo Kinoshita

暴力の原因
暴力というものの定義は非常に広い。狭義には、物理的な、直接的な破壊行為、つまり刑法でいえば暴行罪、傷害罪、殺人罪、不同意わいせつ罪、不同意性交罪、あるいは器物損壊罪に当たるものである。問題なのは、どこまで定義を広げるかである。 著名な平和学者、ヨハン・ガルトゥング、は「ある人にたいして影響力が行使された結果、彼が現実に肉体的、精神的に実現しえたものが、彼のもつ潜在的実現可能性を下まわった場合、そこ…
「グローバルガバナンスの教科書」投稿の完了
サイト訪問ありがとうございます。 「グローバルガバナンスの教科書」の全記事が投稿されました。 今後の予定としては夏・秋に小規模なアップデートと読み上げの追加がございます。1回だけで終わるのかこれからも更新されるのかは未定です。
経済的ナショナリズム
https://youtu.be/1sZBAE5d9Ng 国家と市場とのバランスが最も前者の側に傾いたのは第二次世界大戦中であった。今回のテーマは、両次大戦間期から戦中期にかけての経済的ナショナリズムと人権および戦争との関係を、実例を挙げて解説しなさい、である。 この時代における経済的ナショナリズムの主な源泉は、社会主義/共産主義、ニューディール、ナチズム(戦争経済)、そして開発途上国のナショナリズムの四つに分けられる。それらの…
日本はオットセイ保護の先進国だった?
(表紙の画像はAIによって作成された) ワシントン条約というと、今でこそ絶滅のおそれのある野生動植物の取引に関する規制のことです。それより半世紀以上もまえに、絶滅のおそれがあった動物を守る条約があったのをご存じでしょうか? それが1911年のオットセイ保護条約(膃肭獣保護条約)です。戦前の太平洋は五つの大国が中心となって管理しました。すなわちイギリス、アメリカ合衆国、ロシア(ソ連)、フランス、そして日本です。こ…
地域統合
https://youtu.be/IslPBxC8Q7Y 地域統合とは何であろうか? 地域の区分に従った近隣諸国どうしの協力・依存・交流、またはそれらが深化・拡大していく過程、と定義できる。具体的には、アフリカ連合(AU)、東南アジア諸国連合(ASEAN)、カリブ共同体(CARICOM)、中米統合機構(SICA)、湾岸アラブ諸国協力理事会(GCC)、中部アフリカ諸国経済共同体(ECCAS)、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)、欧州連合(EU)、米州機構(OAS)、そしてアラ…