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平和的紛争解決
国家主権は至高の権利である。では、それをそなえた主権国家は上位の権威に服さないのか? 服する場合もある。五大国が一致した国連安全保障理事会の決議は加盟国に対して法的な拘束力がある。しかし、今回は安保理の話でなく、仲裁や司法の話である。神の裁きであれば受けなければならないと感じるかもしれないが、国際社会の法廷の言うことには服さなければならないであろうか? 今回のテーマは、国際裁判所の管轄権と国家主権と…
集団安全保障と自衛権
https://youtu.be/K7VHDCunF9k 国際連合を作る第一歩は、アメリカ合衆国大統領フランクリン・D・ローズベルトによる「四つの自由」演説(1941年1月)であった。自由の一つ、「恐怖からの自由」、とは軍縮のことであると説明されたが、軍縮が可能になる平和な世界を作るには軍縮以上の何かが必要であった。 平和のためには何が必要か? 同じ1941年の8月、ローズベルトはイギリスのウィンストン・チャーチル首相とともに、大西洋憲章を…
ネットワーク
https://youtu.be/oyxA6jOC670 国際システムは国家を基本単位とするネットワークである。地球の中心は鉄とニッケルの塊で人は住めない。地表にへばりつくように生きる人間たちを分散型のネットワークで結びつけるのは合理的であるように感じられる。 今回のテーマは、国際関係に関する具体的な事例を選び、ノードやエッジといったグラフ理論の用語を少なくとも二つ使って、その事例を解説しなさい、である。 数学ではネットワーク…
日米開戦、日系人強制収容、そして終戦へ ヒュー・L・キンリ―サイド『回顧録 時の架け橋』第5章
Keenleyside, Hugh L. Memoirs: On the Bridge of Time (Volume 2, 1982). (要約:木下郁夫 / 文章化:Gemnini Notebook) 今回は、ヒュー・L・キーンリーサイドの回顧録もいよいよ第2巻『Memoirs: On the Bridge of Time (Volume 2, 1982)』です。その第5章では、日米開戦から、カナダにおける日系人の強制収容という暗い歴史、原爆投下、そして戦後の日本占領政策に至るまで、激動の太平洋戦争期が克明に描かれています。 1. …
カナダのテレビドラマ『Xカンパニー 戦火のスパイたち』(2015)を観た
[このブログは2024年5月31日にnote.comで公開された。] 先日はカナダのドキュメンタリー『キャンプX 実録・スパイ養成学校』を紹介した。 https://www.amazon.co.jp/dp/B07Z8GPCYC/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=2LP8CM1EOW3CE&dib=eyJ2IjoiMSJ9.KqsSaXjtKE5HuN8t-M8yUg.HcV_R1iYlzo1fnG5Yx7gf1dU20Dn7EHtV0GAE3Z0ku0&dib_tag=se&keywords=%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83…