スターウォーズ・ネタを続ける。

デススターとは惑星を粉々にできる兵器であり、それ自体、宇宙を航行する宇宙船でもある。それにはビームが搭載されており、星にビームを撃ちこむと、撃たれた星は粉々になる。

似たような兵器システムは現在でも可能だ。人工衛星に核弾頭を配備すればよい。ICBMの何分の一かの時間で敵国を破壊することができる。

それを阻んでいるのは紙切れでしかない。そう、宇宙条約だ。どこかの国の指導者が宇宙条約に従わないと宣言し、そうした衛星を配備しはじめるーー指導者たちの顔を思いだすと、やりかねない、と感じる。

ライバル国は、有無を言わさず軍事衛星を攻撃する。スターウォーズの勃発だ。

国家指導者はバカではないので、こんなあからさまなことはしない。もっと巧妙なことを考える。月の裏の秘密基地に核ミサイルを配備するのだ。

それを察知したライバル国はやはり直ちに攻撃にかかる。スターウォーズの勃発だ。

現実はゲームではない、と信じるしかない。制覇的合理性が歴史の指導法則ならば、人類はチンギスハンによって滅ぼされている。飽食的合理性、生殖的合理性、規律的合理性、好奇心的合理性…… いろいろな合理性があって、制覇的合理性とバランスをとっている。

しかし、ゲームと考えている指導者はいるのでないか?