NHKはお金を持っているので映像素材は豊か。でも、演出はドラマタイズ一筋。

人物、または擬人化された国家が主人公で、悲壮・逆説・運命をテーマに大げさなバックミュージックに乗せて物語にする。

個人、国家、そして人類が健全に発展していくための知恵はまったくない。激動や翻弄のなかで、人間の主体性は成功しない。

これはあくまでエンターテイメント。むかしあった「名曲アルバム」と同じ。プチブルの教養主義ーー教科書の偉人と名曲。そのプチブルはもういない……