• 身近に感じた高島野十郎展
    昨日、日曜美術館で特集していた豊田市美術館の高島野十郎展に行ってきた。証拠写真。 細密な写実はこの方の明らかな強み。100年まえにはオーパーツといえる真に迫る描写。しかし、他人の評価は本来、どうでもよ… 続きを読む: 身近に感じた高島野十郎展
  • マキアベッリのささやき
    解散総選挙の噂が広がっている。今年秋の政権1年までに解散できなければ政治生命は終わる、と君主論に書いてあったのだろう。アメリカ大統領ならば戦争ができるが、日本の総理大臣にその選択はない。 なぜこのタイ… 続きを読む: マキアベッリのささやき
  • 鼻かぜなのか? アレルギーなのか?
    鼻水がアレルギー薬では収まらない。しかし、熱はなさそうだ。というとかぜ? かぜなのに熱は出ない? 熱が出ないのにかぜと呼んでいいの? ルルは効くので、これでしのごう。 皆様もご自愛ください。
  • 木下が語る木下藤吉郎の出自
    とはいっても、子孫でもなければ同郷でもない。まったくの赤の他人だ。 しかし、言っておきたいことがある。北条早雲にせよ、斎藤道三にせよ、前半生が定かでなかった戦国大名の出自はほぼ作り話だった。伊勢新九郎… 続きを読む: 木下が語る木下藤吉郎の出自
  • ベネズエラ侵攻の意味
    意味として確実に言えることは、そうとうおかしなことになっている、という感覚。1989年のパナマ侵攻でも同じことを感じたが、そのあとに起きたのは世界の民主化とイラクのクウェート侵攻だった。トレンドを作っ… 続きを読む: ベネズエラ侵攻の意味
  • 帰省
    年末から旅をしてきた。 江ノ島、鎌倉大仏、鶴岡八幡宮、秋葉原、アメ横、雷門、丸善本店、ポケモンストア…… 賑わっているとこばかりだった。ずっと、そうでありますように。
  • 明けましておめでとうございます
    今年の抱負は春の初めまで隔日で「グローバルガバナンスの教科書」を公開し、夏以降は「国際関係史」を強化することです。 勝手なことを書きますが、どうか寛い気持ちでお見守りください。 鴨 衣斎
  • 西部劇のようでも、十字軍のようでもある
    スターウォーズをDisney+で時系列順に全部観る、という計画だが、マンダロリアンまで来た。 脚本、映像、音楽、完璧でないか。あとは俳優だが……仮面をかぶっていて評価できない(笑) 来年5月、映画公開… 続きを読む: 西部劇のようでも、十字軍のようでもある
  • 2025年の終わり
    とても平和な年だったとは言えない。2010年ごろ、第1期のオバマ政権のころには、世界はだいたい平和だ、と言って一年の締めくくりをしたように記憶している。 国際秩序が崩壊を始めたのだろう。転換期といって… 続きを読む: 2025年の終わり
  • クリスマスのショッピング
    昨日は楽しいクリスマス。イタリアン・ブレイン・ロットのキャラたちも踊っている。
  • ブログを書くから忙しいのか? ブログを書く暇があるということなのか?
    二つの質問(Q1とQ2ということにしておこう)は似ているようで全然、違う。 Q1だと、ブログは義務であり、それを書くことは立派な仕事ということになる。 Q2だと、ブログはやらなくてよいことで、暇つぶし… 続きを読む: ブログを書くから忙しいのか? ブログを書く暇があるということなのか?
  • クラブのリーダー♪
    日本の安全保障政策にたずさわる首相官邸幹部が、核兵器を日本は保有するべきだ、と記者団に語った。上司にあたる大臣たちを差し置いて個人の考えを述べるというのはどうかしていると思う。 それは今日のブログの本… 続きを読む: クラブのリーダー♪
  • 小手先の仕掛け
    お気づきの方もいるだろうが、このサイトは、愚に徹する心理的トリガーの戦略をとっている。私があまりに愚かで、諭すだけ無駄、と読者は思っている。だから炎上もせず、ページビューが少ない。 ところが、いっぱし… 続きを読む: 小手先の仕掛け
  • 私もコンプレックス
    「つり目」(slanted eyes)とフィンランドのミスフィンランドや国会議員がネタにしたことが非難されている。「人のふり見て我ふり直せ」というのが感想だ。 “How to Spot a… 続きを読む: 私もコンプレックス
  • 小銭が落ちるのはKDP
    コンテンツつまり著作権を守るのには気をつかう。本サイトの「グローバルガバナンスの教科書」は国会図書館に『私家版教科書グローバルガバナンス』のタイトルで旧版が寄贈されている。訴訟になれば証拠として使うつ… 続きを読む: 小銭が落ちるのはKDP
  • Googleからの突っこみ
    有用性の低いコンテンツ、とGoogle Adsenseに審査されました。ありがとうございます。 今後とも、有用なウェブサイトと認定されるよう精進します。
  • 特務の伝統
    三上智恵氏の『沖縄スパイ戦史』を読んだ。 スパイでなくゲリラじゃないか、と冒頭の護郷隊のところでは感じた。護郷隊というのは今の高校生が徴用されてゲリラ活動をした沖縄の青年たちだ。その指揮に当たったのが… 続きを読む: 特務の伝統
  • 年賀状を書かねば
    人付き合いをほぼしない私にも年賀状が来る。美風だと思うので、私は続けている。 世間では、AIに書かせたものが今年は流行るのだろう。私にとっては一昨年に通った道だ。 心に余裕のある年には筆ペンで絵を描い… 続きを読む: 年賀状を書かねば
  • べらぼうとスターウォーズ
    私はテレビは「ながら見」で、だいたい聴いているだけ。だから、筋も理解していない。 土曜日の再放送でやっとわかった。大河ドラマのべらぼうだが、フィクションながら魅力的なプロットだったということが。 能役… 続きを読む: べらぼうとスターウォーズ
  • 選挙があるゼンチン
    英語情報を理解する授業の一環として、国際連合の文書を探している。海洋資源の総会決議が目に留まった。 うなぎだな、とピンときた。ワシントン条約の会議でその貿易の規制について決が採られた。ヨーロッパ諸国は… 続きを読む: 選挙があるゼンチン
  • 次はウイスキー
    コーエーテクモがセールをしていたので三國志14を買ってしまった。 このシリーズは久しぶりだ。キャラゲーと割りきって距離をとってきたからだ。しかし、歳をとって、パラドックス社のゲームは作業がおっくうに感… 続きを読む: 次はウイスキー
  • デススターは冗談じゃない
    スターウォーズ・ネタを続ける。 デススターとは惑星を粉々にできる兵器であり、それ自体、宇宙を航行する宇宙船でもある。それにはビームが搭載されており、星にビームを撃ちこむと、撃たれた星は粉々になる。 似… 続きを読む: デススターは冗談じゃない
  • よーく考えよう
    選挙をしない悪の帝国が新兵器を繰りだし、人々を脅して支配しようとしている。新兵器には莫大な鉱物とエネルギーが必要であり、帝国は見境なくそれらを徴発するーースターウォーズの筋書きだ。レーガン大統領はそれ… 続きを読む: よーく考えよう
  • フェイクか、インテリジェンスか
    高市答弁に、中国軍機レーダー照射と日中関係が悪化している。本当に台湾進攻を中国が企てているか?、によってどう対応すべきかは変わる。 もし、台湾進攻を企てているという情報がフェイクニュースであるならば、… 続きを読む: フェイクか、インテリジェンスか
  • 国家資本主義
    フジテレビの鹿内信隆と日清紡の桜田武の対談を読んだ。 日経連という経営者団体の立場から書かれている。労働者と使用者にはそれぞれ言い分があろうから、私は不十分な情報で他人の喧嘩に首を突っ込むつもりはない… 続きを読む: 国家資本主義
  • 現実とフィクションを混同するな!
    スターウォーズ・シリーズ(『キャシアン・アンドー』)を観て感じるのは、日本で放映できるのか?、というシーンだ。もちろん放映されているから私は観ているわけだが、地上波TVではNGになるのでないか。 善玉… 続きを読む: 現実とフィクションを混同するな!
  • はたとせの きおくのじゅずを たぐりよせ ときがすぐるを さうびんにおもふ
    二十年の 記憶の数珠をたぐりよせ 時が過ぐるを 霜鬢に思ふ 戯れに昨日の投稿を短歌にした。
  • 記憶力逓減の法則
    オーディオブックで福山隆氏の『兵站 重要なのに軽んじられる宿命』を聴いていたら、ボールディングの「戦力逓減の法則」という言葉が耳に入った。どこかで読んだことがあるぞ、と思いだそうとした。パワー論といえ… 続きを読む: 記憶力逓減の法則
  • 人類にはふたつの道がある
    ウクライナ、中東、日中、と戦雲近し、といった雰囲気だ。マクナマラ国防長官のThe Fog of WarのDVDを授業のために見直した。キューバ危機が第三次世界大戦にならなかったのは、”Lu… 続きを読む: 人類にはふたつの道がある
  • 安全保障の基本は読書
    ずいぶんまえに買った古本 独ソ不可侵条約秘密議定書、バルーク案、コンゴ紛争などの回想が面白かった。 1,600円で売られていた。 いや、問題はそこではなく、 内閣安全保障室の備品だったらしいことだ。 … 続きを読む: 安全保障の基本は読書
  • 遠い、遠い昔の話
    Disney+に加入して、スターウォーズ・シリーズを時系列順に観ている。観ている、というよりか、流しっぱなしにして筋を追っている、というのが正確な表現だ。 日曜日に新三部作と旧三部作とのあいだの時期を… 続きを読む: 遠い、遠い昔の話
  • 『映像の世紀』はチープだ
    NHKはお金を持っているので映像素材は豊か。でも、演出はドラマタイズ一筋。 人物、または擬人化された国家が主人公で、悲壮・逆説・運命をテーマに大げさなバックミュージックに乗せて物語にする。 個人、国家… 続きを読む: 『映像の世紀』はチープだ
  • Weフィーリング
    今週、エスニック紛争の授業でカール・ドイチュの理論を紹介する。国民統合のためには言語コミュニケーションが不可欠だ、という趣旨だ。 日本語を使う共同体は日本にしか存在しないので、日本という国民国家は日本… 続きを読む: Weフィーリング
  • 変な機能はいらない
    軍事情報は必ずしも公表されないから、最新兵器については、私もよくわからないまま話してしまう。 近年、詳細はわからないが幽霊のように語られているのがロシアの極超音速滑空兵器だ。ウィキペディアやニュースを… 続きを読む: 変な機能はいらない
  • 勝てば官軍
    国際政治学の授業でDVD『オリバー・ストーンが語るもう一つのアメリカ史』を使った。ストーンは批判的な人で、原爆投下不要論に立つから、投下必要論からの批判はあるだろう。史的事実の真偽という観点からは私は… 続きを読む: 勝てば官軍
  • トランプ外交という「サブスク」
    トランプ大統領にとって外交はビジネスだ、と喝破しても、もう皆、知っていて誰も驚かない。同盟国は尊重されないし、人権を無視する国とのつきあいも平気の平左だ。 そのマネタイズの方法が最近わかってきた。――… 続きを読む: トランプ外交という「サブスク」
  • セキュリティクリアランスの重さ
    先日、守秘義務について触れた。それで思い出したのがマンハッタン計画にアインシュタインを米政府が参加させなかった理由だ。 ベストセラーの伝記といえば『スティーブ・ジョブズ』と『イーロン・マスク』だろう。… 続きを読む: セキュリティクリアランスの重さ
  • RSFとは?
    即応支援部隊(RSF)、と聞けば、国連や米軍の治安部隊か、と思ってしまう。それがスーダンで国軍と戦い、一時は首都ハルツームまで占領した。正体は反乱勢力だったのだ。現況はというと、ハルツームは失ったもの… 続きを読む: RSFとは?
  • マッツ・ブリュガーの最新作
    BBCでマッツ・ブリュガー(Mads Brügger Cortzen)のドキュメンタリーがシリーズで放映されている。 BBC Four – The Black Swan 日本では視聴できな… 続きを読む: マッツ・ブリュガーの最新作
  • ふるさと納税こと税金対策を済ませた
    料理とか、育児とか、明るい話題を書きたいと思ってはじめたブログだが、ついつい暗い話題になってしまう。 今日はふるさと納税の話題でこの空気を振り払おう。 重いローンから生活を守るため、3年前から無洗米の… 続きを読む: ふるさと納税こと税金対策を済ませた
  • Jアラートの「オチ」
    『民間防衛』の話題を続ける。日本で身近な民間防衛といえばJアラートだ。 はっきり言って、いままで鳴り響いてきたJアラートのすべてが不要だった。北朝鮮が発射した飛翔体は爆弾を積んでいない。残骸が人や船に… 続きを読む: Jアラートの「オチ」
  • 経済安全保障か? 経済自由か?
    あの永世中立国のスイスが!? と話題になった本がある。同国法務警察長官が序文を寄せた『民間防衛』は外国への警戒を市民に強く訴えた。警戒の呼びかけは軍事にとどまらず、社会やスポーツにも及ぶ。もちろん、経… 続きを読む: 経済安全保障か? 経済自由か?
  • 戦艦が来る
    高市総理大臣が「戦艦を使って、武力の行使を伴うものであれば、どう考えても存立危機事態になり得るケースだと私は考える」と述べたことが話題となっている。中国がどのような戦艦を持っているのか私は知らない。 … 続きを読む: 戦艦が来る
  • 「国力とネットワーク」についての授業動画
    11月に大学の授業で学生たちに視聴してもらった自作動画を紹介します。 高市総理大臣の政策「日本を守る 強く豊かに」が話題になっていますので、ご参考になれば幸いです。
  • 経済官僚の悲劇
    『宋名臣言行録』の最後は王安石で飾りたい。 彼は花鳥風月の描写に長けた詩人だった。 蘇軾のような大胆なストーリー展開はないものの、細やかに自然の動きを捉ええた。 鳥をまぶたの裏で想起させながら結局、鳴… 続きを読む: 経済官僚の悲劇
  • 皇帝の女房役
    官房長官は「女房役」といわれる。総理大臣にとって、気心の知れた友人が任命されるからだ。ただし、地位や見識は最高というわけでない。江戸幕府ならば老中でなく側用人にあたる。 中華帝国にも、しばしばそうした… 続きを読む: 皇帝の女房役
  • 交渉の虚実
    『宋名臣言行録』の話題を続けたい。今日は寇準について語ろう。 中華帝国の統治は中原と辺塞との両面がある。後者は外敵を防ぐために不可欠であるのはもちろん、中原の安寧にとっても決定的だ。なぜなら、兵馬を養… 続きを読む: 交渉の虚実
  • はじめに
    中学生の時分、私は年寄りじみているというか、渋いというか、漢籍に親しむという趣味があった。駿台予備校の夏季講習に向かうための小一時間の地下鉄で、そうした本を読みふけっていた。降りて、新御茶ノ水駅の長い… 続きを読む: はじめに